ファミリア フェルナンデス リベラ コンダード・デ・アサ クリアンサ [2019]750ml (赤ワイン) 購入
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ファミリア フェルナンデス リベラ コンダード・デ・アサ クリアンサ [2019]750ml (赤ワイン)
2,816円
可憐な赤果実のアロマを湛えたエレガントなスタイルのテンプラニーリョ! ペスケラのワインを飲んだロバート・パーカーがワイン・バイヤーズ・ガイド第1版に「これぞスペインのペトリュス!」と書いたことで一躍その名を世界中に知らしめたペスケラ。今やスペインワインのアイコン的存在ともなったフェルナンデス・リベラ家の作り手としての歴史は、アレハンドロ・フェルナンデスと妻エスペランサ・リベラの独創性と一族の団結により、1972年に始まります。 現在フェルナンデス・リベラ・グループは、4つのボデガから成り、そのワインは世界70国以上で販売されています。2019年には、エスペランサとアレハンドロの孫たちがグループの経営陣に加わり、時代に適応する方針を打ち立てて、グループをリードしています。 「コンダード・デ・アサ クリアンサ」は、ジャンシス・ロビンソンが「ワイン造りのダイヤモンド」と評したリベラ・デル・ドゥエロでも標高の高いコンダード・デ・アサの畑より、可憐な赤果実のアロマを湛えたエレガントなスタイルのテンプラニーリョです。アペリティフとして単体でも楽しめるカジュアルなワイン。 ★相性料理:お米を使った料理、白身肉、赤身肉、子羊肉や子豚のローストなど。 ■コメント■ クリアで鮮やかな紫がかった魅力的なブラックチェリー色。熟したベリーや黒果実の非常に濃厚なアロマにリコリスのニュアンスが溶け合う。甘く、ローストしたコーヒー豆のような香りと共にヴァニラやスパイスの香りが仄かに立ち上る。口に含むと、肉付が良く、シルキーな滑らかさを持つ果実味に加えて絶妙に調和した酸と程良いタンニンが感じられる。黒果実、特にブラックベリーのようなアロマを帯びた後味が長く続く。樽熟成由来のトーストやヴァニラの香りがワインにしっかりと溶け込んだミディアムボディ。 ■2019年ヴィンテージ情報■ 生育期は、前年の涼しさとは対照的に高温で乾燥した気候が支配的でした。開花期に風雨や熱波に見舞われた地域もありましたが、極端な気象現象は発生しませんでした。夏の乾燥した気候は、病害の発生を低く抑えることができた反面、結果として収量減の一因ともなりました。霜の被害を受けやすいリベラ・デル・ドゥエロでは、天候の影響は小さく、乾燥した気候により収量は減少したものの上質な酸を備え、最適な成熟度に達したブドウを得ることが出来、ワインの品質に大きな期待が寄せられています。 ■コンダード・デ・アサについて■ ペスケラから20km離れた場所に新たに土地を購入し、1995年にワインの生産を開始した2番目のボデガがコンダード・デ・アサです。4つのボデガの中で最も標高が高く冷涼で、レッドチェリーなどの赤果実にバルサム風の柔らかな酸を持つカジュアルでエレガントなワインに仕上がります。ペスケラが様々な土壌タイプを持つ複数の区画のブドウをブレンドして造られるのに対し、コンダード・デ・アサは単一畑のワインです。ワイン作りに理想的な温度と湿度を保つため、丘の中腹に地下30m、全長 200mのセラーを設け、3000台の新樽とワインラックが常備されています。 ■テクニカル情報■ 産地:スペイン内陸部カスティーリャ・イ・レオン州(DOリベラ・デル・ドゥエロ)、品種:テンプラニーリョ 100%、Alc: 14.5%、畑面積:164ha、標高:800m、平均樹齢:30年、土壌:砂質ローム土壌、気候:大西洋・大陸性気候(年間降水量:400mm)、醸造:除梗した後、ステンレスタンクでアルコール発酵。アメリカンオークで14ヶ月熟成後、リリースまで瓶内熟成。無ろ過で瓶詰。(提供温度:12-14℃) FAMILIA FERNANDEZ RIVERA CONDADO DE HAZA CRIANZA ファミリア フェルナンデス リベラ コンダード・デ・アサ クリアンサ 生産地:スペイン カステーリャ・イ・レオン リベラ・デル・ドゥエロ 原産地呼称:DO. RIBERA DEL DUERO ぶどう品種:テンプラニーリョ 100% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームズ・サックリング :93 ポイント ミンティな熟したブラックベリー、ブラックプラム、タバコ、ヘーゼルナッツのアロマにモカのニュアンスが香る。タイトに引き締まったフルボディの味わい。パワフルだがクリーミーなタンニンがより円やかになるには、1-2年は必要だろう。クリーミーな長い後味が印象的。≪飲み頃:2023 年以降|2022/9/9 掲載≫ ギアペニン:90 ポイント 外観は深みのあるチェリーレッド。トースト、スパイス、カカオ豆、熟した果実のアロマが香る。トースト香が広がる風味豊かな味わい。≪2021 年版掲載≫Alejandro Fernandez / アレハンドロ・フェルナンデステンプラニーリョの巨匠が造る至宝の傑作ワインティント・ペスケラを飲んだロバート・パーカーが、自著ワイン・バイヤーズ・ガイド第1版に「これぞスペインのペトリュス」と書いたことで一躍その名を世界中に知らしめたペスケラとその生産者アレハンドロ・フェルナンデス。2016年には、およそ半世紀に及ぶスペインワイン界での目覚ましい功績を称えられ、数々の栄誉ある賞を受賞し、今やスペインワインのイコン的存在ともなったフェルナンデスの造り手としての歴史は、ティント・ペスケラと共に1972年に始まります。スペインでは、19世紀まで良質なワインが随所で作られていましたが、20世紀に入ると、フランコの独裁政治などもあり、経済も国際的地位も一気に低下し、ワインは、ベガ・シシリアが造るウニコなど一部のものを除き、安価な大量生産のワインが定番化していました。アルコール分が高く、重いだけのスペインワインではなく、もっと酸の効いた上質なワインを造りたいと思ったフェルナンデスは、葡萄畑を購入し、自らのワイナリーの創設を切望するようになります。もともとスペインは、ワインに酸を与える土壌に恵まれ、あちこちに葡萄畑が広がっていましたが、他の作物に転向する葡萄農家も多く、良質な葡萄畑がいつしか砂糖大根の畑に変わっていました。そんな中、最高のワイン造りに情熱を燃やすフェルナンデスは、アメリカ人スティーヴン・メツラーと組み、かつて良質な葡萄畑であった酸の強い土壌を丹念に探し求め、遂に1972年、リベラ・デル・デュエロのペスケラの街に理想的な土壌を見出し、若い頃からの夢であった自らのボデガを40代にして設立しました。16世紀に建設されたこの石造りのボデガは、街の名前に因みペスケラと名付けられ、スペインの土着品種テンプラニーリョで作るティント・ペスケラで一躍脚光を浴び、今やスペインで最も権威あるボデガとして世界中で広く認知され、常に最高の評価を受けています。ペスケラ・グループは、現在4つのボデガから成ります。現在は、娘のオルガが中心となり、40年以上にわたって培われてきたフェルナンデスのワインにかける類まれなる情熱を今に伝えています。20016年、84歳となったアレハンドロは、この一年間だけで3つの栄誉ある賞を受賞しています。マドリードで毎年開催される美食の祭典エンフシオンにて、ワイン界における輝かしいキャリアを称えられ「ドン・ルイス・イダルゴ・ワイン・アンバサダー・アワード」を受賞し、同年、ワイン誌ヴィヴィール・エル・ヴィーノより、ワイン界における偉大な功績、グローバル市場における成功を称える「マグニフィコ・デ・オノール2017アワード」を受賞。そしてスペインの日刊紙エル・ムンド刊行のスペイン、カスティーリャ・イ・レオンのワイン、美食、観光の専門誌ポサーダより、この地域における最も秀逸なプロジェクトを表彰する「ラ・ポサーダ・アワード2016」を授与されました。【栽培】 ペスケラの葡萄栽培は、有機栽培やビオデナミ農法に限りなく近いと言われますが、オルガに言わせると、有機栽培やビオデナミ農法が世間で取り沙汰されるようになるずっと以前から、ペスケラでは羊の糞などを有機肥料として利用し、限りなく自然に近い手法を常に守ってきたため、有機栽培やビオデナミ農法を取り入れていると言うよりも、アレハンドロ・フェルナンデスが昔から変わらずに守ってきた手法が、いつの間にか有機栽培やビオデナミ農法と呼ばれるようになっていたと言った方が正しいかもしれません。【醸造】 ペスケラのワインは、天然酵母を使って自然発酵させることで、テンプラニーリョの複雑で凝縮感ある個性豊かな味わいを引き出しています。除梗をした葡萄を丸ごと使用し、一定の温度に管理しながら2~3週間かけてタンクで発酵させます。醸造中タンク内の温度が上がり過ぎないよう、タンクの外側に冷水をかけて冷却しながら醸造するため、マロラクティック発酵中も27℃を越えることはありません。その後、オークの樽に移し、こまめにルモンタージュを施しながら熟成させます。デブルバージュにより樽の底に沈殿物を沈め、月に一度樽からワインを出し、樽を湯で洗浄します。ワインは、地下セラーで徹底した温度管理の下保管され、出荷直前までラベルが貼られることはありません。ろ過や冷却による安定化をせず、SO2が極めて低いため、ペスケラのワインを飲んでも、翌日頭がひどく痛くなることは滅多に無いと言われています。発酵の手法は、テロワールの個性を引き立たせるため、4つのワイナリーで同様の手法をとっていますが、樽の種類、比率、熟成期間は、キュヴェごとに異なってきます。クリアンサであれば18カ月、レゼルバやグラン・レセルバであれば24カ月以上熟成させ、フレンチオークとアメリカンオークの樽を絶妙に組み合わせることで、個性豊かな味わいを生み出しています。
■ウメムラ Wine Cellar
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